地元のお土産:特産品|杵築市観光協会

手づくりおやつの店「楽四季舎(たのしきしゃ)」は、杵築市山香町JR中山香駅から歩いて約10分、JAの敷地内にある。
「子どもたちに地元産の素材を使った安心・安全なおやつを食べさせたい」という思いから、お母さんたちが始めたお店だ。山香米100%のなめらかでコシのある串団子「山香純米だんご」は、みたらし・あんこ・きなこ・のり・よもぎなど、いろんな味が楽しめる。ホクホクのさつまいもと餡を薄皮で包んだ「かくれんぼ饅頭」や、豆乳を使った回転饅頭「ぷちまる」も人気。

また平成21年から始めた山香米100%の米粉パンは独特の食感とほのかな甘みでいまや楽四季舎の目玉商品。定番のカレーパンや餡パンはもちろん、シンプルなパンにキンピラや高菜などのお惣菜を挟んで食べるという裏ワザが目からウロコの新食感。お米ならではの相性の良さだ。

商品はどれも心をこめて丁寧に作業をしているものばかりで、口に広がるほんわかとした優しい味わいに懐かしさを覚える人も多いに違いない。


■楽四季舎
杵築市山香町大字内河野2552‐1
TEL  0977‐75‐1335
営業時間
 月~金  08:00~17:00
 土~日  08:00~15:00
定休日   月曜日の午後

創業は昭和28年、志保屋の坂の下で70年近く菓子屋を営んできた。和菓子の餡にはこの店ならではのこだわりがあり、全て自家製。小豆の皮をはいだ皮はぎ餡は、上品な甘さと、なめらかな舌触り、口当たりの良さが自慢。

レーズンを混ぜた上品な白餡の中餡、これを良質なバターと鶏卵を使った優しい皮でくるんだ『三万二千石』は杵築を代表する銘菓であり、皇太子ご夫妻が杵築を訪れた際に献上されたお菓子でもある。
その他にも北海道産の良質な大納言を餡に使用した最中『ゆき笹』、どら焼きなど杵築の銘菓が並ぶ。

松山堂を代表する「銘菓の詰合せ」も喜ばれるが、『三万二千石』と『ゆき笹』を取り混ぜたセットも人気。また、同じご城下の老舗・綾部味噌店の天然醸造赤味噌を使った「みそ饅頭」など、昔ながらの味わいを大切した松山堂のお菓子は、贈答やお使い物としてだけではなく、慶事に仏事にと広く使われている。